睡眠導入剤の効果は限定的?効く・効かないの差はどこから…

寝つきの悪さで悩んでいるとしても、睡眠導入剤を飲めば誰でも眠れるようになると思っていませんか?

睡眠導入剤は、即効性が高く作用時間の短い睡眠薬を言います。
そのため、どのような不眠症状にも有効というのは間違い。

「眠れないから睡眠導入剤を通販してみよう」と考えている人はまず、自分の症状を振り返ってみましょう。

睡眠導入剤で改善できない不眠がある

睡眠導入剤が効かない不眠

睡眠導入剤が効くか・自分には合わないのかを見極めるためには、病状について理解しておかなくてはいけません。

不眠症は「どんな風に眠れなくて困っているのか?」によって、大きく4つのタイプに分けられます。

入眠障害/床についてから寝つくまで2時間以上かかる
熟睡障害/睡眠時間は確保できているのに、眠ったという満足感がなく疲れている
中途覚醒/睡眠中にしょっちゅう目が覚めてしまう
早朝覚醒/起床予定時刻より2時間以上前に目が覚める

睡眠導入剤で解決できる!入眠障害とは

睡眠導入剤は、寝つきをよくする作用に優れています。
早く寝たいのになかなか眠れない・・と悩んでいる人にとって、服用して数十分で眠気が訪れるのはありがたいですよね。

脳内伝達物質・GABAの働きを助け、脳をリラックスさせてスムーズに眠れるようサポート。
服用後20~30分ほどで「バテバテに疲れ切って、今にも寝てしまいそう」といった状態になり、気づいたら眠っていた・・というのが大きな特徴です。

睡眠導入剤は強制的に眠気を起こす一方で、作用の持続時間は4~5時間と短め

「寝つきは悪いけれど、一旦眠ってしまえばあとは大丈夫」
「睡眠時間は短くても構わない」

といった人でない限り、効きが弱いと感じてしまうかもしれません。

睡眠導入剤が効かないのはどうして?

睡眠導入剤があまり効かない・・と感じるのは、熟睡障害や中途覚醒、早朝覚醒を患っているからかもしれません。

深い眠りをキープできないせいで支障をきたしているのですから、作用時間が短い薬では改善が見込めないのは当たり前のこと。
寝つきの悪さ以外の症状で悩んでいる人は、もっと作用時間の長い睡眠薬を選ばなくてはいけません

早朝覚醒に限っては、朝起きる時刻から逆算して睡眠導入剤を服用するという方法が可能です。

睡眠導入剤の効果を得るために・・服用方法を確認しておきましょう

睡眠導入剤の作用時間

睡眠導入剤は、睡眠薬でいえば超短時間作用型
服用後1時間以内には作用のピークに達し、4時間ほどかけて成分が代謝されて効果が弱まっていきます。

ですから睡眠導入剤を使う夜は、就寝時刻の1時間ほど前に服用しておきましょう。

薬剤によって定められている用量は異なりますが、はじめて服用する際はもっとも少ない量を試してみてください。
効果の感じ方には個人差があるので、摂取量を増減しながら自分にとっての適量を見極めていきましょう。

タイミングが早過ぎてはいけない

いくら「今日の夜は早く眠っておきたい」と考えても、就寝時刻よりも大幅に早い段階で睡眠導入剤を服用するのはNG。
早過ぎるタイミングで服用しても早い時刻に眠くなってしまうだけで、その後の活動を妨げてしまってとても危険です。

即効性が高くてキレもいいという特徴を理解したうえで、安定した睡眠確保のためにうまく活用していきましょう。

寝る前のタバコやコーヒーは控えておく

煙草に含まれるニコチンやコーヒーに含まれるカフェインには、脳を刺激して覚醒を促す作用があります。

眠りとは正反対の働きなので、煙草やコーヒーは就寝の数時間前から控えておくのがベター。
なるべく寝つきやすく、睡眠導入剤が効きやすいコンディションを整えておきましょう。